蔵元紹介 ー「大黒正宗」安福又四郎商店

大黒正宗 「安福又四郎商店」

兵庫県 神戸市東灘区御影塚町

灘五郷の誇る銘水 「宮水」。
世に名高い兵庫県産の 「酒米」。
蔵の味を決める 「杜氏」 の熟練した酒造りの技術。
最上の原料を使い、目を離さず、手間を惜しまず、心をこめて造る手づくりの酒。
少量の生産ではありますが、ただ、よりよいお酒を造るため、この灘で、日本酒 「大黒正宗」 を醸し続けていきます。


厳寒期に醸され、熟成具合を見てから出荷される「大黒正宗」。
時を重ねた、まろやかな熟成の旨味を堪能してください。
瓶詰めは、年一回のヴィンテージ制。
基本の造りは、素顔のままの原酒。
器に注いだ時に見える、光り輝くあかるい琥珀色は、日本酒本来の姿であり、現在も瓶内にて熟成を重ねている証です。
燗酒や冷酒、氷を入れたロックなど、お好みにあわせて自由に楽しんでください。

しっかりと造り込まれたお酒ほど、真価を発揮するまでには、長い眠りを必要としたりします。
「大黒正宗」は、出荷までに2年の歳月を有する場合もあり、まさに、昔の灘の「男酒」を思い起こさせます。
生モト造りにも通ずる、伝統の酒としてのイメージですが、口に含むと、まったりとして飲み飽きせず、新鮮さを感じたりします。
逆に、現在の技術や設備でこそ、出せる味なのかもしれません。
温故知新とは、よく言ったものです。